網戸を閉めているのに、小さい虫が入ってくる。
その場合、網戸が破れていなくても、網戸の左右位置・半開き時のすき間・モヘアの劣化が原因になっていることがあります。
「ちゃんと網戸にしているのに、夜になると小さい虫が入ってくる」これは夏によくある悩みです。とくに、窓を少しだけ開ける半開き状態では、網戸とガラス窓の重なり方によって虫の通り道ができることがあります。
先に結論
- 引き違い窓では、網戸を右側に寄せるのが基本になりやすい
- 左側の窓を半開きにすると、網戸との間にすき間ができることがある
- 網戸の破れがなくても、モヘアやゴムの劣化ですき間が広がる
- 夜の室内照明は虫を寄せやすいので、遮光カーテンや照明位置も見直す
- 補修シール・すき間テープ・網戸用虫よけを組み合わせると対策しやすい
網戸を閉めていても小さい虫が入る理由

網戸は「閉まっているように見える」だけでは不十分なことがあります。小さい虫は、網戸そのものを通り抜けるというより、サッシの重なり部分、レール、モヘアのすき間、破れから入ることが多いです。
原因1:網戸の左右位置が合っていない
一般的な引き違い窓では、網戸を右側に寄せ、右側のガラス窓を開けると、窓と網戸の間にすき間ができにくい構造になっていることが多いです。
反対に、左側の窓を半開きにすると、ガラス窓と網戸の重なり部分に縦のすき間ができ、小さい虫の入口になることがあります。
- 夜ではなく昼間に、窓と網戸の重なりを横から見る
- 網戸とガラス窓の間に縦のすき間がないか確認する
- 半開きにした時だけすき間ができないか確認する
- 網戸を右側・左側に動かして、どちらが密着するか見る
原因2:網戸のモヘアがへたっている
網戸の端には、すき間を埋めるための細い毛のような部材が付いていることがあります。これをモヘアと呼びます。長年使っていると、毛が寝る・抜ける・短くなることで、虫が通れるすき間ができます。
原因3:網戸の破れやゴムのゆるみ
網戸に小さな穴があると、蚊やコバエのような小さい虫は入りやすくなります。目立つ破れだけでなく、端の押さえゴムがゆるんで網が浮いている場合も注意が必要です。
原因4:夜の照明で虫を呼んでいる
網戸の近くに明るい照明、テレビ、パソコン画面があると、虫が窓際に集まりやすくなります。すき間が小さくても、虫が集中すれば室内に入る確率が上がります。
原因5:網戸以外の入口がある
網戸を疑っていても、実際には別の場所から入っていることもあります。
- 玄関ドアの開閉時
- 換気扇や通気口
- エアコンの配管穴やドレンホースまわり
- ベランダ排水口・植木鉢・外のゴミ箱
- 観葉植物や生ゴミなど、室内で発生しているケース
チェック表|どこを見ればいい?
| 症状 | 疑う場所 | 確認ポイント | 対策 |
|---|---|---|---|
| 窓際に小さい虫が多い | 網戸の位置・窓の半開き | 網戸とガラス窓の重なりに縦すき間がないか | 網戸の位置を変える、窓を全開/適切な開け方にする |
| 網戸の端から入る | モヘア・すき間 | 毛が寝ていないか、サッシと密着しているか | モヘア交換、すき間テープ |
| 特定の部屋だけ入る | 照明・窓まわり | 夜に明るい、窓際にPCや照明がある | 遮光カーテン、照明を窓から離す |
| 網戸に穴がある | 網・押さえゴム | 小さな破れ、網の浮き、ゴムのゆるみ | 補修シール、張り替え |
| 室内で増えている気がする | 生ゴミ・排水口・観葉植物 | 窓を閉めても出る、キッチンや鉢まわりに多い | 発生源対策、種類に合う捕獲器 |
市販品でできる対策
網戸まわりで使いやすい市販品の例
画像はメーカー公式情報をもとにした参考です。購入する時は、設置場所・使用日数・ペットや子どもへの注意書きを確認してください。

虫よけバリア アミ戸用 260日用
網戸に吊るす・貼るタイプを探したい時に。

虫よけバリア アミ戸用 1年用
交換回数を少なくしたい家庭向け。

虫よけバリア アミ戸窓ガラスワンプッシュ
窓ガラス・網戸まわりに使うスプレータイプ。

虫よけバリア アミ戸窓ガラススプレー
広い範囲に吹き付けたい時の候補。
網戸が完全に閉まっているのに入る場合
網戸を最後まで閉めても虫が入る場合は、網戸そのものではなく、窓まわりや家の別ルートが入口になっている可能性があります。とくに小さい虫は、数ミリのすき間や室内の発生源でも増えます。
| 侵入しやすい場所 | よくある原因 | 防ぐ方法 | 使いやすい市販品 |
|---|---|---|---|
| サッシの下レール | ホコリや砂で密着せず、下にすき間ができる | レール掃除後、すき間が残る部分をテープで補助 | 網戸 すき間テープ |
| 網戸の端のモヘア | 毛が寝て、サッシとのすき間が広がる | モヘアの交換、または合う厚みのすき間材で補助 | 網戸 モヘア 交換 |
| 網戸の小さな破れ | 端や角の小穴に気づきにくい | 昼間に光を当てて確認し、小穴は補修シールでふさぐ | 網戸 補修シール |
| 換気口・通気口 | 外壁側から小さい虫が入る | フィルターを付ける、汚れたフィルターは交換する | 換気口 フィルター 虫よけ |
| エアコン配管穴・ドレンホース | パテの劣化、ホース先端からの侵入 | 配管パテのすき間を埋め直し、ホース先端に防虫キャップを付ける | エアコン ドレンホース 防虫キャップ |
| 室内の発生源 | 排水口、生ゴミ、観葉植物で発生している | 排水口洗浄、生ゴミ密閉、土の表面を乾かす | 排水口 コバエ 対策 |
ポイントは、虫よけ商品だけで追い払うのではなく、入れるすき間を先にふさぐことです。網戸用の虫よけは補助として使い、レール・モヘア・破れ・換気口・エアコンまわりを順番に確認すると原因を絞りやすくなります。
すぐできる3ステップ
- 昼間に網戸の位置を確認:右側・左側どちらで密着するかを見る
- 夜に窓際を観察:虫が集まる場所と光の漏れ方を確認
- 破れ・モヘア・レールを補修:小さなすき間から順に潰す
それでも入る場合は、網戸以外を疑う
網戸を直しても小さい虫が減らない場合、室内発生や別の侵入口を疑います。コバエなら排水口・生ゴミ・観葉植物、ゴキブリならエアコン配管穴や玄関、蚊ならベランダの水たまりも確認してください。
網戸を直しても室内に虫が出る、発生源が分からない場合に。
コバエ・ゴキブリ・小さい虫など複数の虫が気になる場合に。
よくある質問
一般的な引き違い窓では右側に網戸を寄せるとすき間ができにくいことが多いです。ただし窓の仕様によって異なるため、実際にすき間ができない位置を確認してください。
非常に小さい虫は網目やすき間から入ることがあります。ただ、多くはサッシのすき間・破れ・モヘア劣化・開閉時の侵入も関係します。
補助にはなりますが、すき間や破れをふさぐものではありません。網戸の位置・補修・光対策と組み合わせて使います。
補修シールや取り外ししやすいテープなら対応しやすいですが、網戸の張り替えや部品交換は管理会社に確認すると安心です。
まとめ|網戸は「閉める」だけでなく「すき間を作らない」
- 網戸を閉めても、半開き位置によって虫の入口ができることがある
- まず網戸の左右位置とガラス窓との重なりを確認
- モヘア・押さえゴム・破れ・レールのすき間も見る
- 夜の光漏れは虫を寄せやすいので、照明やカーテンも見直す
- 網戸を直しても出る場合は、排水口・生ゴミ・観葉植物など室内発生も疑う

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